第6回虹のかたつむりの集い

映画「森の学校」協賛チャリティー講演会&コンサート

2001年5月31日(木)

 

虹のかたつむりの集いⅥ

 

映画「森の学校」協賛チャリティー講演会

 

心に緑の森を“自然って、大切な先生”

 

 

 

国際ソロプチミスト六甲は21世紀の新しい活動テーマを「心に緑の森を」と定め、

 

時代のニーズや地域社会にねざした奉仕活動を展開してまいりたく心あらたにしております。今後ともご理解ご協力賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

 

さて、20世紀は激動、変革に世紀でありました。特に戦後50年は高度経済成長や化学技術の発達で私どもの生活は豊かで便利な社会へと成熟して、今では宇宙開発、IT情報改革と人間の能力の可能性は止まることのない時代へ突入して参りました。が、反面、地球環境の汚染・破壊などのリスクも次世代への負の遺産となりました。

 

又いじめ、虐待、少年犯罪、DVなど心を見失った社会現象が多発致しました。

 

私たちは次世代への贈り物であるべき何か大きな忘れ物をしてきたのではないでしょうか?

 

震災以後、取り組みました「虹のかたつむりの集い」は皆様の温かいご支援ご協力を得て、国際ソロプチミスト六甲が毎回テーマを決めて開催、お陰様でその都度好評をいただき私どもの恒例事業となっております。

 

第6回を催すに当り、21世紀初年の企画もう一度原点に戻って考えようとテーマを模索しておりましたところに当クラブとご縁の深い丹波との素晴らしい出会いがございました。

 

クラブ発足以来、「六甲の緑を守るため」にと緑化や障害者の自立支援で交流を深めておりました丹波を舞台に、篠山ご出身の京都大学名誉教授・動物学者 河合雅雄先生著「少年動物誌」「小さな博物誌」を原作とした教育娯楽映画を東映の西垣吉春監督

 

(篠山ご出身)が企画制作中に協賛・支援の要請がありました。

 

西垣監督が映画を親子で観ていただき「子ども達に自然のなかで学び育つことの大切さを伝えたい」と温めて来られた企画と伺い、奇しくも私たちの過去10年間の足どりと「21世紀に何を・・」がこの映画製作の趣旨と同意いたしましたので微力ながら協賛いたす運びとなりました。